スプリンクラーは遠くへ水が飛ばない方がいいんです!?


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三光産業株式会社のスプリンクラー選定士・浅野です。

 

 

昨日まで、みなさんがよく陥りがちなスプリンクラーに
ついての誤った認識について書きましたね。

 

スプリンクラーの誤った知識「水圧を上げれば水は遠くへ飛ぶの?

スプリンクラーの誤った知識「ノズルを小さくすれば遠くまで飛ぶの?

 

 

 

スプリンクラーを設置するとき、
みなさんつい遠くへ飛ばすことばかり
を考えてしまいがちです。

 

でも昨日までお話したように、
そのためには
「高水圧」「多水量」が必要になるため、
ポンプは大型になり、
配管も太くなる。

それは巨額な散水設備費に
跳ね返ってくるお話なんです。

そこでよくオススメするのは、

複数の散水システムを
組み合わせる方法です。

 

例えば、

立上り式固定散水システム

で、グランドの外周部の大半を散水。


水が届かない中心部だけ、

台車式の散水システム
使うという方法。

 

散水設備を設計するときには、

つい「グランド全部を散水できるようにしなければ!」

という思い込みがあるものです。

 

 

 

ところが現場で使う人達は、

 

 

「大体、散水が出来て、近所から苦情がなければいいよ」

 

 

「運動するスペースだけ散水ができれば充分」

 

 

ということが多いのです。

 

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運動会などのときにしか、グランド全部を散水する
必要がないというところも多いです。

 

 

であるならば、
ムリに大型の散水システムを設置しなくても、

いざというときだけ、
全体が網羅できるようなシステムにすれば充分です。

 

遠くへ水を飛ばすことばかり考えずに、
現場ではなぜ散水したいのかを
もう一度考え直した方が、ベストな散水システムを
選定する道につながります。

 

 

お読みいただいてありがとうございます。

営業部長:浅野


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