スプリンクラーの誤った知識「ノズルを小さくすれば遠くまで飛ぶの?」


三光産業株式会社のスプリンクラー選定士・浅野です。

 

スプリンクラーには「ノズル」と呼ばれる
水の噴出口があります。

図14

よくお問い合わせいただく内容の中に、

 

「もっと遠くへ飛ばしたいんだけど、
もっとノズル口径の小さいものはない?」

 

 

と聞かれます。

 

もう私も数千回この質問をされているかも
しれません。

 

でもこれ。

大きな間違いです。

 

ノズル口径を小さくしたら

散水距離は短くなります。

 

 

 

 

スプリンクラーの性能表を見ると

よくわかります。

例えば、下記の性能表を見てください。

飛距離

 

ノズルの口径がφ7・φ8・・・と大きくなるにつれて、散水距離が
伸びているのがわかりますか?

つまり水を遠くまで飛ばすには、口径を小さくすればいいと思う考えは
幻想だということです。

もしも口径を小さくして飛距離が飛んだとするならば、

現場の給水設備とのバランスが合っていないノズルが
選定されていたということです。

スプリンクラーの知識がない人が、
機種を選定するとこのようなことがよく起こっています。

みなさんはそのようなことがないように
くれぐれもご注意くださいね。

 

では闇雲に、ノズル口径を大きくすれば散水距離が伸びるのか?

 

そういうわけではないんです。

それはまた次回にでも。

 

お読みいただいてありがとうございます。

営業部長:浅野


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