グラウンドの散水スプリンクラーの仕組み


弊社では以前に「分解マニア」という本の取材を受けたことがあります。

「船」や「映画館」などジャンルを問わず、内部がどうなっているかを書いている本です。
弊社は「スプリンクラー」を担当しました。

グラウンドでクルクルまわりながら散水するスプリンクラー。

グラウンドで回りながら散水するスプリンクラー

地中に埋まっているため、多くの人がどんなものかを見る機会がありません。
そこで今回は「グランドの散水スプリンクラーの仕組み」について解説します。

スプリンクラーの大きさはさまざまです。

スプリンクラーの大きさはさまざま

上記の写真は、わかりやすいように蓋が持ち上がって、内部のスプリンクラーが見える状態の画像です。

通常はこのような感じで蓋が閉まっています。

蓋が閉まっているスプリンクラー

これを地面に埋まっている配管につなぎます。

配管にスプリンクラーを接続

配管をきれいにバランスをとらないと、曲がって飛んでしまいます。

スプリンクラー

そして上部は砂利を入れて、水はけを良くします。

そして「土砂防止リング」を装着。
この土砂防止リングはスプリンクラー内部への土砂の流入を防ぎます。

土砂防止リングを装着

モルタルでしっかり固定します。

これで出来上がりです。

ちなみに、横から見るとこのようなイメージです。

スプリンクラーの断面図

水が流れてくると、その水圧で内部のスプリンクラーが押されて蓋が開き、スプリンクラーが浮き上がり散水します。
そしてスプリンクラー上部のアームに水があたりはじかれた反発の力を使って自動で回転させます。
水を止めるとバネの力で引き戻されて地中に収納されるという仕組みです。

スプリンクラーの内部の仕組み、いかがでしたでしょうか?
どんなに暑い日でも、寒い日でも、みなさんのために日々がんばっているスプリンクラー。たまに見てあげてくださいね。

グラウンドで活躍するスプリンクラー

こちらにスプリンクラーについて詳しい説明がありますのでご覧ください。
お読みいただいてありがとうございます。

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